済生会兵庫県病院看護部トップページ > 平成26年度 新人の入職後について
平成26年度 新人の入職後について
平成26年度院内看護研修発表会
今年度の看護研究発表会を行いました。
演題は以下の5題でした。1年間の取り組んだ成果発表で、質疑応答も活発に行われました。
講評は、研究指導から携わっていただいている大阪大学大学院医学系研究所保健学科准教授 石井豊恵先生にして頂きました。
演題 | 発表病棟 |
---|---|
1.スタッフのコスト意識の向上を試みて ~実態調査から見えてきたコスト意識への思い~ |
3A病棟 |
2.適切な弾性ストッキングを選択するにあたって ~2品の弾性ストッキングの比較検討~ |
5B病棟 |
3.NICUにおける快適な光環境を目指した取り組み ~間接照明を利用した照度調節~ |
NICU |
4.皮膚科外来での継続看護への取り組み ~きずなノートを使用して~ |
外来 |
5.維持透析患者の下肢拳上がもたらす効果と影響 ~皮膚灌流圧(SPP)を用いて~ |
透析室 |
4A病棟 ひな祭り会
3月3日、ひなまつり会を開きました。
「 うれしいひなまつり」「ふるさと」など演奏し、みんなで歌いました。
また演奏会をして欲しいというリクエストがあり、随時開催していこうと思っています。
1年間の学び発表
1年間のまとめとして、印象に残った患者さんを通して学んだことを発表しました。発表の後、各師長からコメントをもらい、看護部長より1年間の労いと次年度に期待する言葉がありました。
4月には、新人看護師さんを迎えます。自分たちは、新人看護師さんに一番近い存在として分からないことや困っていることがあれば、手助けしていけるようになりたいという先輩としての発言が多く聞かれました。
新人集合研修
テーマ
1.家族支援、心電図・心電図モニターの理解
看護の対象は、患者だけでなくその家族を含めた支援が必要であり、家族への声かけや労いの姿勢の大切さについて学びました。
心電図については、検査技師長より異常波形についてDVDを使った講義を行いました。
新人集合研修
テーマ
1.人工呼吸器の取り扱いと看護 講師:臨床工学技士、呼吸ケアチーム看護師
人工呼吸器の仕組みを理解するために回路の組み立てを実践しました。
また呼吸ケア人工呼吸器装着患者の観察とケアについて講義を聞き、シュミレーターを使用して気管内チューブの固定方法、吸引の演習を行いました。
新人集合研修
テーマ
1.BLS
講師:臨床工学技士急変時の対応方法について講義と演習で学習しました。
新人集合研修
テーマ
- 1.輸血の取り扱い 講師:検査科 伊藤主任
- 2.創傷処置 講師:皮膚創傷管理認定看護師 八木副主任
- 3.フォロアップ② 担当:教育委員
輸血については、輸血を取り扱った経験がまだ無い人が殆どでしたが、資料をもとに輸血の流れや観察点、緊急時の対応について分かりやすく説明してもらいました。
創傷処置では、ドレッシング剤、テープについて実物に触れながら学習しました。どちらも現場で活かせる内容だったと好評でした。
フォロアップでは、グループワークを行い自分の成長したこと、課題について出し合いました。悩みやストレスを本音話しあうことができ、楽しかったという意見が多く聞かれました。
新人集合研修
テーマ
- 1.多重業務検討 担当:教員委員
- 2.感染の振り返り 講師:感染管理認定看護師 小川主任
多重業務については、事前に各自でeラーニングを聴講して参加しました。持ち寄った多重業務の中から1事例について、どのように対応すれば良かったかグループワークで振り返りを行い、活発な意見交換ができました。
済生会ソフトボール大会
済生会ソフトボール大会に出場しました。済生会では毎年、済生会近畿ブロック親善ソフトボール大会と称して、近畿の各済生会支部(兵庫、大阪、奈良、京都、和歌山、滋賀、三重)に愛知を加えた8チームでソフトボール大会を実施しています。そして、この近畿大会に優勝すると全国の済生会チームが集まる全国大会に出場ができるのです。
今年は遠方の愛知県での開催のため、前日から貸し切りバスをレンタルして一泊二日での出場となりました。前日は、兵庫県チームとして合同で出場する、特別養護老人ホームふじの里の職員さんと一緒に夕食。明日の試合のオーダーや、普段のお仕事の事、プライベートな事などで、夜遅くまで盛り上がりました。(もちろん、翌日の試合に影響のない範囲で…)。
ふじの里は、病院の隣に併設されている施設ですが、職員同士ゆっくりと話す機会がなかなかないので、交流を深める非常に良い時間となりました。
さて、試合は和歌山県チームとの対戦です。今日まで頑張って練習してきた選手や院長先生の大活躍により、試合は大接戦。エースの力投、それに応える打線、ベンチからの熱い声援…職種や施設の垣根を越えて、一つのチームとして勝利を目指す姿がそこにはありました。強豪和歌山県チームをあと一歩のところまで追い詰めるも、5-7で惜敗。非常に悔しい結果となりました。しかし、日頃の練習の成果を発揮した非常に良い試合だったと思います。
帰りには全員でスーパー銭湯へ行き、汗を流してリフレッシュ。高速道路のパーキングエリアではお土産を買ったり、わいわい楽しく帰ってきました。
来年の大会は京都での開催です。今年の悔しさをバネに、悲願の初戦突破を果たすため、今後も練習に励みます。
ちなみに選手は随時募集しています。経験・未経験問いませんので、ぜひ一緒にソフトボールをしましょう!
第2回新人看護師研修
研修内容:1.安全管理について 2.高齢者看護について 3.夜勤に向けて
「安全管理」については、看護部安全管理委員長の講義とKYTの演習を行いました。患者さんの生活環境における危険因子の確認ができました。「高齢者看護」については認知症看護認定看護師の講義とグループワークを行いました。高齢者の特徴とアセスメントの方法、高齢者患者さんの思いを理解することの大切さを学びました。7月頃より先輩看護師とペアで夜勤業務が入ってきます。「夜勤に向けて」は体調管理に気をつけること、報・連・相の重要性など学びました。
フォローアップ研修
入職1か月が過ぎ、久しぶりに全員が揃い研修を行いました。
始めにコミュニケションスキルについて、演習を交えた講義を行いました。コミュニケーションの重要性や具体的な方法について学びました。
グループワークでは、入職1か月を振り返り、感じていることを出し合いました。
嬉しかったことは、先輩に褒められたこと、患者さん名前を覚えてもらったこと、お給料をもらったこと等々の意見がでました。困っていることは、申し送りが上手くできない、優先順位を考えて動けない等々の意見が出され、どうすればいいか解決策を自分たちで出すことができました。
半日、ワイワイと楽しく、にぎやかなグループワークになりました。「さぁ、明日からも頑張ろうね。」と研修を修了しました。
平成26年度新入職者オリエンテーション
4月1日~7日にかけて平成26年度新入職者オリエンテーションが行われました。
初日は、辞令交付から始まり、病院の概要などの講義がありました。自己紹介が終わったころから、緊張した表情も少しずつほぐれ、休憩時間の話声も大きく なってきました。2日目以降は、安全管理、感染予防について、接遇・身だしなみについての講義を行いました。演習では、主任会の主催で注射・ME機器の取 り扱い、ポジショニング、移送など行いました。「基礎技術の復讐になった」「楽しく演習できた」「安心して病棟に行ける」「また復習して確実に行えるよう になりたい」という意見がありました。また薬剤師や臨床工学技士、理学療法士など他職種からの説明も分かりやすかったと好評でした。
平成26年度新入職者看護師コメント
母子センター:岡村 知佳
新しく知り学ぶことがたくさんあり、不安もありますが、患者さんや周りのスタッフの方と沢山かかわっていき、自分が出来ることを少しずつ増やしていきたいです。
母子センター:横田 あや
わからないことも多いですが、先輩方にフォローして頂き、ケアを行っています。毎日、お母さんやベビーのケアをする中で、笑顔を見ることができて、とても楽しいです。
NICU:久保 このみ
NICUに配属され、初めは戸惑いや不安がありましたが、現在は優しい先輩や、プリセプターさんに熱心な指導をいただきながら、新生児のケアや処置を行っています。これからも、新生児の看護のプロになれるよう、取り組んでいきたいと思います。