診療科・部門のご紹介

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消化器センター

科長からのごあいさつ

私たち、済生会兵庫県病院は神戸市北区、北神地域の中核病院として、移転開設以来多分野にわたり医療福祉事業に従事してまいりました。消化器分野に関しては、高い技術を誇ってきた外科部門と、全人的な診断と広い目配りを信条として、総合内科の要素を兼ね備えた内科消化器科、さらに放射線科、病理診断部などの各部門が連携して担ってきましたが、医学医療の進歩に速やかに対応できる、発展する病院を目指し、消化器診療部門の機構を改組し、消化器センターを設立することにいたしました。

特色・メッセージ

日本消化器内視鏡学会指導施設に認定されました

平成26年12月1日付けで、当院は日本消化器内視鏡学会指導施設に認定されました。「胃カメラ」「大腸カメラ」については、月曜から金曜の平日すべてで予約をおとりすることができます。また、早期胃癌や大腸ポリープの内視鏡切除、胆石に対する胆膵内視鏡(ERCP)など、治療内視鏡も幅広く手がけています。地域のみなさまのお役にたてますように、今後も技量、サービスの向上に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。

肝疾患専門医療機関に認定されました

平成26年4月より兵庫県の肝疾患専門医療機関に認定されました。兵庫県内には38病院、神戸市では14病院が認定されています。(平成26年4月1日時点)神戸市の北区および三田市を含む医療圏では、当院を含め2病院のみが認定されています。ウィルス性肝炎や肝癌の中核的な医療機関として、今後もよりよい医療を提供できるよう努力してまいります。

主な対応可能疾患

当科ではおもに、消化器、乳腺、甲状腺などの良、悪性疾患の治療を行っています。年間約400例の手術を行っていますが、クリティカルパスなどを取り入れ、入院期間の短縮、コストの低減を図る一方、インフォームド・コンセントに基づき疾患の進行度と社会環境に応じた適切な手術方法を、患者さんと相談の上決定しています。また、低侵襲を目的とした腹腔鏡下手術も数多く行っており、胆石症のみならず、胃・腸疾患などにも適応を拡大し好評を得ています。 患者さんの希望に応じて日帰りもしくは一泊の手術も行っていますので外来にてご相談下さい。

消化管の疾患(食道、胃、小腸、大腸)

食道がん、胃がん、大腸がん、胃ポリープ、逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染症、クローン病、潰瘍性大腸炎、感染性腸疾患、機能性胃腸症、慢性下痢症、蛋白漏出性胃腸症、アレルギー性胃腸障害、食道静脈瘤

肝臓疾患

急性肝炎、B型慢性肝炎、C型慢性肝炎、脂肪肝、脂肪性肝炎、アルコール性肝障害、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、非代償期肝硬変、肝細胞がん、胆管細胞がん、肝血管腫

胆のう、胆管、膵臓、脾臓

胆のう胆石、胆のうポリープ、胆のうがん、総胆管胆石、閉塞性胆管炎、硬化性胆管炎、IgG4関連疾患、胆管がん、急性膵炎、慢性膵炎、膵胆管合流異常症、膵のう胞、膵管内乳頭粘液腫瘍、膵臓がん、脾疾患

その他ヘルニア、肛門疾患、胃瘻相談

鼠径ヘルニア、大腿ヘルニア、痔核、痔瘻、肛門直腸脱、胃瘻造設、胃瘻交換

各種救急疾患

急性腹症、消化管穿孔、胃十二指腸潰瘍出血、食道静脈瘤破裂、小腸出血、大腸憩室出血、腫瘍出血、腸閉塞、腸捻転など

診療内容

外来部門

外来表のとおり消化器センター所属医師が外来をしています。 外来での投薬治療、ピロリ菌除菌治療、肝炎にたいするインターフェロン治療、核酸アナログ治療など

内視鏡部門

上部内視鏡、下部内視鏡、食道静脈瘤結紮術、粘膜切除術、粘膜切開剥離法、上部下部消化管止血術、狭窄拡張術、腸捻転解除術、 内視鏡的逆向性胆管膵管造影、総胆管胆石除石、胆管狭窄にたいするドレナージ

放射線診断、IVR部門

経皮経肝胆道ドレナージ、肝生検、動脈塞栓術、ラジオ波焼灼、エタノール局注、 肝膿瘍、肝のう胞穿刺術

外科治療部門

低侵襲、QOLに考慮した外科治療、開腹手術 腹腔鏡下胆嚢摘出、腸管切除、胃部分切除など鏡視下手術にも力をそそいでいます

化学療法部門

外来化学療法室で、固形がんについて化学療法を施行しています

他領域との有機的な連携

白血球除去療法(血液浄化療法担当部門と連携)

スタッフ紹介

消化器内科および外科の医師にて対応いたします。

診療科・部門の
ご紹介
内科
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小児科
産婦人科
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