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院長挨拶

済生会兵庫県病院 院長

 済生会兵庫県病院は、明治天皇の済生勅語「施薬救療を持って済生の道を弘める」によって大正8年神戸市葺合区(現中央区)に開設され、以来約100年になろうとする歴史のある病院でございます。平成3年神戸市北区に移転し、北神地域の中核病院として急性期医療の提供を行い、地域の信頼を得てまいりました。このことは、地域の皆様、多くの医療関係者の皆様のご支援によるものであり、厚くお礼を申し上げます。 済生会は、創立時より困難な状況に置かれている人々を支える事を使命として事業に取り組んでおり、現在では無料低額診療の推進、「なでしこプラン」として生活困窮者への支援事業などを積極的に行っております。経済的にお困りの患者さんがおられましたら是非ご相談いただければ幸いでございます。

 当院にとって「質の高い医療の提供」は、社会的責務であります。また、当院は、各種学会より専門医制度の施設認定を受けている総合病院ですが、小児医療、消化器、がん治療、人工関節などセンター化をさらに進め、他職種によるチーム医療を進めていくことでより専門性の高い信頼される医療の提供を目指しています。平成27年には4回目の日本医療機能評価機構の認定を取得しましたが、その後も、更に質を高めるべく日々の継続的な業務改善活動を行っています。また、周産期母子医療センターは、広範な地域からの患者さんを受け入れていますが、当院の母乳育児支援活動がユニセフ・WHOに評価され、全国で69施設目、兵庫県では、5施設目の「赤ちゃんにやさしい病院(BFH)」認定病院となりました。母と子の信頼関係強化が社会の健全化に繋がるという意味で社会貢献になると期待しています。

 高齢化社会では在宅への患者誘導、地域包括ケアシステムの構築が必須と言われています。当院でも地域包括ケア病棟、在宅療養後方支援など医療面から高齢者を支えて行きたいと考えています。また、済生会兵庫県支部には、病院のほかに訪問介護ステーション、特別養護老人ホームなども併設していますので、総合的な医療・福祉サービスの提供体制も推進してまいります。

 当院の理念は「信頼と安心の医療の提供」ですが、これを達成するためには地域の皆様の医療ニーズを把握し、かかりつけの先生方、地域の病院様と密接に連携し役割分担を行っていくことが必須であります。引き続きご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

済生会兵庫県病院長 山本 隆久

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