診療科・部門のご紹介

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産婦人科

特色・メッセージ

産科は兵庫県地域周産期母子医療センターとして、NICU(新生児集中治療室)を併設しており、小児科との密接な協力関係のもとに、兵庫県各地からのハイリスク妊婦さんを随時受け入れています。 正常妊婦さんは基本的には自然分娩の方針で、可能な限りご家族の立会い分娩も行っております。また、産婦人科医、小児科医、助産師が病院内に常駐しており、妊娠中・分娩時の急変などに対して迅速な対応が可能です。さらに、当院は「赤ちゃんにやさしい病院(BFH/Baby Friendly Hospital)」の認定を受け、妊娠中から母乳育児の推進・サポートも行っています。
婦人科では子宮がん検診などの一般的な婦人科検診のほか、不妊や更年期障害などのご相談もいつでも承っております。また、良性婦人科疾患に対して腹腔鏡手術や子宮鏡手術などの内視鏡手術を積極的に導入し、できるだけ低侵襲の手術を心がけています。

連携病院・開業医の先生方へ

当院は平成13年に兵庫県地域周産期母子医療センターに指定されてから、24時間体制で緊急母体搬送の受け入れを行ってきましたが、病床不足などで受け入れ困難な場合もありました。そのため、病院として周産期医療の充実・機能強化の方針を立て、平成25年11月に6階病棟を改築し、産科・NICUが一体となった最新の設備と環境で周産期母子医療センターをリニューアルしました。また、当院は平成27年8月、「赤ちゃんにやさしい病院(BFH)」に認定され、母乳育児支援委員会を中心に活動を行っています。今後も地域周産期医療の中核として、近隣病院の先生方の信頼を得て、入院受け入れや診療・教育・連携・情報発信など、より一層積極的に取り組んで行く所存ですので、ご協力よろしくお願いいたします。

専門特殊外来

・母乳外来

予防接種

子宮頸がんワクチン

当院では、9価HPVワクチン(シルガード9)および4価HPVワクチン(ガーダシル)の定期接種・任意接種をおこなっています。

定期接種

対象:小学校6年生(12歳となる日に属する年度の4月1日)から高校1年生相当(16歳となる日の属する年度の3月31日)までの女性で、接種日現在 神戸市に住民票がある方。

※平成18・19年度生まれの方は、接種期間が延長され、定期接種対象年齢を過ぎても令和7年3月末まで接種できます。

※住民票が他の自治体にある方は、事前に各自治体にお問い合わせください。

料金:公費負担のため無料

任意接種 対象:定期接種以外の12歳以上の女性
●9価HPVワクチン(シルガード9)
 料金:1回29,700円(税込)
●4価HPVワクチン(ガーダシル)
 料金:1回16,067円(税込)
※選定療養費は不要
接種スケジュール

●9価HPVワクチン(シルガード9)

①3回接種の場合

標準的な接種間隔:2か月の間隔をおいて2回注射した後、1回目の注射から6か月の間隔をおいて3回目を注射する。

必ずあける必要がある間隔:1か月以上の間隔をおいて2回注射した後、2回目の注射から3か月以上の間隔をおいて3回目を注射する

②2回接種の場合

【2回接種が可能となる人】
9価HPVワクチンの1回目接種を15歳の誕生日前日までに開始する人

標準的な接種間隔    :6か月の間隔をおいて2回目を注射する

必ずあける必要がある間隔:5か月以上の間隔をおいて、2回注射する

●4価HPVワクチン(ガーダシル)

標準的な接種間隔:2か月の間隔をおいて2回注射した後、1回目の注射から6か月の間隔をおいて3回目を注射する

必ずあける必要がある間隔:1か月以上の間隔をおいて2回注射した後、2回目の注射から3か月以上の間隔をおいて3回目を注射する

予約期間 ・予約・キャンセル・日程変更ともに接種月の第3木曜日まで(祝日の場合は前診療日まで)
・予約受付時間は平日13時~17時まで
※無断でキャンセルされた場合は実費をご負担いただきます。
※初診で診察券がない方は、予約前に別途手続きが必要となります。余裕を持ってご連絡ください。
予約方法 来院の場合:1階 産婦人科外来
電話の場合:078-987-2222(代表) ​「子宮頸がんワクチンの予約で、産婦人科外来へ繋いでください」とお伝えください
接種日時 毎月第4水曜日の14時~(予約必須)
付添 未成年の方の接種の場合、保護者の付添が必要です
持ち物 母子手帳、保険証、診察券(あれば)、助成券(あれば)
その他 詳しくは自治体のホームページをご覧ください(神戸市のホームページはこちら

スタッフ紹介

  • 左右田 裕生(そうだ ひろお)

    役職

    • 院長

    資格等

    • 日本産科婦人科学会専門医
    • 日本産科婦人科学会指導医
    • 日本産科婦人科学会専門医制度指導責任医
    • 母体保護法指定医
    • 日本周産期・新生児医学会(母体・胎児)専門医・暫定指導医
    • 日本医療安全学会高度医療安全推進者
  • 藤田 一郎(ふじた いちろう)

    役職

    • 診療部長補佐
    • 産婦人科部長

    資格等

    • 日本産科婦人科学会専門医
    • 母体保護法指定医
  • 牧原 夏子(まきはら なつこ)

    役職

    • 産婦人科副部長
    • 周産期母子医療センター副センター長

    資格等

    • 日本産科婦人科学会専門医
    • 日本産科婦人科学会指導医
    • 日本周産期・新生児医学会(母体・胎児)専門医
    • 母体保護法指定医
  • 船田 菜津子(ふなだ なつこ)

    役職

    • 産婦人科副部長

    資格等

    • 日本産科婦人科学会専門医
  • 坂本 綾子(さかもと あやこ)

    役職

    • 産婦人科医長

    資格等

    • 日本産科婦人科学会専門医
  • 中奥 大地(なかおく だいち)

    役職

    • 産婦人科医長

    資格等

    • 日本産科婦人科学会専門医
    • 日本周産期・新生児医学会専門医
  • 倉知 友香(くらち ともか)

    役職

    • 産婦人科医師

診療実績(2022年)

産科

総分娩母体数 405
総分娩児数 428
母体搬送 緊急搬送(兵庫県周産期医療システム) 35
胎児数 単胎 382
双胎 23
品胎 0
分娩時週数 22-27週 2
28-33週 25
34-36週 63
37-41週 338
42週- 0
分娩様式 経膣分娩 247
選択帝王切開術 91
緊急帝王切開術 67
頚管無力症 頚管縫縮術 2
自然流産 子宮内容除去術 12
胎児染色体検査 羊水穿刺 5
不妊手術 卵管結紮術 5

婦人科

疾患名 手術方法 件数
子宮筋腫 腹式筋腫摘出術 3
腹式単純子宮全摘術 6
子宮鏡下筋腫切除術 1
腹式鏡下筋腫摘出術 0
子宮付属器腫瘍 腹式付属器腫瘍摘出術 13
腹腔鏡下付属器腫瘍摘出術 7
子宮内膜ポリープ 子宮内膜掻爬術 1
子宮鏡下内膜ポリープ切除術 6
子宮内膜増殖症 子宮内膜掻爬術 3
子宮頸部CIN3 子宮頚部円錐切除術 7
腹式単純子宮全摘術 1
子宮体癌 子宮悪性腫瘍手術 2
卵巣癌 卵巣悪性腫瘍手術 2
異所性妊娠 開腹子宮外妊娠手術 3
子宮脱 膣式単純子宮全摘・膣壁形成術 1
外陰・膣疾患 外陰腫瘤切除術 3
外陰血腫除去術 1
胞状奇胎 子宮内容除去術 2
胎盤遺残 子宮内容除去術 3
その他 9
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