呼吸器センターは、呼吸器疾患の患者さんに対する迅速かつ多角的な対応の必要性を踏まえ、呼吸器内科・呼吸器外科が他職種とも密接に連携したチーム医療を提供することを目的としています。
腫瘍性疾患（肺がん・転移性肺腫瘍・縦隔腫瘍・中皮腫など）、胸膜疾患（気胸・膿胸・胸膜炎など）、間質性肺疾患（間質性肺炎、サルコイドーシスなど）等、両診療科が関わるべき疾患、そしてセンター化によって診断・治療がより迅速かつ効果的となる疾患は多くあります。最初に呼吸器内科を受診されても、あるいは呼吸器外科を受診されても、情報は診療科間で共有され、速やかな検査と診断（CT等の画像検査、気管支鏡／縦隔鏡／胸腔鏡下生検、遺伝子検査など）、最善の治療（薬物療法・手術療法など、専門医による毎週の呼吸器カンファレンス、呼吸器・病理カンファレンスで検討）を提供致します。
呼吸器センターは、地域医療支援病院の一部門として、患者さんやご家族にとって安心で切れ目のない診療を実践し、地域の医療機関と連携したチーム医療で地域完結型医療を目指しています。胸部異常陰影や呼吸器症状等でお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。