診療科・部門

放射線科

放射線科は、放射線診断専門医2名が勤務しており、胸部エックス線写真・CT・MRI・核医学検査・マンモグラフィの読影とIVR(脳・心臓を除く)を担当しています。
各診療科の医師に対しては、検査の有用性、必要性についてよく吟味し、患者さんに説明したうえで検査を依頼するよう働きかけています。
患者さんに安心して検査を受けていただけるよう、安全で的確に検査や治療を行い、質の高い画像情報・画像診断の提供に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

特色

放射線科では胸部レントゲン写真・CT・MRI・核医学検査・マンモグラフィの読影とIVR(脳・心臓を除く)を担当しています。汎用超音波画像診断装置Venue50 Vascular Accessを導入しており、CVポート留置の依頼にも対応可能です。
装置の特徴としては簡易・迅速・的確な診断をサポートする超音波画像診断装置で微細な設定を調整でき、どの穿刺部位においても安全な穿刺をサポートしてくれます。また、付属の穿刺ガイドキットを用いることにより、さらなる安全性を担保することができ、鎖骨下静脈穿刺時に最も注意しなければならない気胸リスクを格段に軽減することができます。
CVポートの利点は、

  1. 確実に容易に針を刺すことができる
  2. 通常の生活においては大きな支障はない
  3. 前胸部に留置している場合は薬剤投与中も両腕を自由に動かすことができる
  4. 静脈炎が起こる可能性が少ない
  5. きちんと管理をすればポート感染率は低いとされ長期間使用することができる

などが挙げられます。
当院では日帰りで手術を行っており、患者さんの負担ができる限り少なくなるよう努めています。

認定資格

2023年10月現在
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師4名
第一種放射線取扱主任者1名
肺がんCT認定技師1名

マンモグラフィ撮影は女性技師による撮影を行っています。

検査を受けられる方へ

よくあるご質問

詳しくは、こちらをご覧ください。

当科の機器紹介

詳しくは、こちらをご覧ください。

主な対応疾患

当院には外照射装置がありませんので、所謂放射線治療は行っておらず、アンギオ装置を用いたIVR(画像下治療)を行っています。
肝動脈・気管支動脈・子宮動脈へ各塞栓術(それぞれ肝細胞がん・喀血・子宮筋腫などの治療目的)、悪性腫瘍への動注化学療法、動注ポートやCVポート留置、胃静脈瘤に対するB-RTO、CT下生検、CT下膿瘍ドレナージなどがIVR(画像下治療)の対象疾患です。

スタッフ紹介

吉川 俊紀
(よしかわ としき)
役職
放射線科部長
地域連携担当部長
資格等
日本医学放射線学会 放射線診断専門医
日本放射線学会 認定研修指導者
山脇 陽子
(やまわき ようこ)
役職
放射線科部長
資格等
日本医学放射線学会 放射線診断専門医
日本乳がん検診精度管理中央機構認定検診マンモグラフィ読影認定医
臨床研修指導医

外来担当一覧

受付時間 8:30~11:30

 
午前 吉川 吉川 吉川 吉川 吉川
山脇 山脇 山脇 山脇
午後 検査 検査 検査 検査 検査

診療実績(2023年)

各検査件数

疾患 手技 症例数
合計 63件
子宮筋腫 子宮動脈管塞栓術 2件
CVポート造設 CVポート留置 61件

業務量の概数

日々の業務

検査 業務量概数
一般撮影(胸部) 2,028件
CT検査 9,213件
MRI検査 3,460件
RI検査 51件
胃・注腸透視 290件
血管造影 66件