地域周産期母子医療センター
当院は平成13年8月に兵庫県の地域周産期母子医療センターに指定され、兵庫県各地から24時間体制でハイリスク妊婦、低出生体重児、ハイリスク新生児の受け入れを行っておりますが、開院以来20年以上が経ち設備が老朽化してきたこと、検査・治療の高度化、周産期に対する要望に応えるために、病院として周産期医療の充実・機能強化の方針を立て、6階病棟を改築し、産科、NICUが一体となった最新の設備と環境で地域周産期母子医療センターをリニューアルすることとなりました。今後も地域周産期医療の中核として、地域の信頼を得て、入院受け入れ、診療、教育、連携、情報発信等より一層積極的に取り組んで行く所存です。
センターの概要
産科外来・産婦人科病棟 | 48床 |
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NICU(新生児集中治療室) | 9床 |
NICU(新生児集中治療室)
NICUは、集中ケアを行いながら、ご家族の空間を保つことができるように低い壁で個室感覚の間切りを設けています。ベッド間を広めにしていますのでゆっくりと赤ちゃんとの時間を過ごして頂きます。また、バリアフリーですので、産後のお母さんが車椅子でも面会が行い易いようになっています。 その他、母親の胎内にいる環境に近づけるような間接照明の取り入れ、各保育器から異常時、医療者が助けを呼べるようナースコールを設置、セントラルモニターにおいても異常の早期発見ができるよう24時間のモニター管理等の体制を整えています。