ささやま医療センターとの周産期医療連携協定調印式および記者会見を開催しました
安心かつ安全な周産期医療の提供に向けて、2020年2月1日付けでささやま医療センターとの連携協定を締結することになり、本日調印式および記者会見を行いました。
ささやま医療センターでは、永年、分娩提供施設として丹波篠山地域の方々へ周産期医療を提供してきましたが、かねてより続いていた産科医の不足に伴い、周産期医療体制の構築に苦慮しており、2020年3月末をもって分娩を中止することになりました。そこでこの度、地域周産期母子医療センターに指定され、NICUを有する当院と連携協定を締結することになりました。
主な連携内容
- ささやま医療センターで妊婦検診を受けている方が、済生会兵庫県病院での分娩を希望した場合の、分娩および分娩前後の医療提供。希望があれば、その後の産後ケアはささやま医療センターで実施。
- ささやま医療センターの産科医や助産師による出張診療を済生会兵庫県病院で受け入れるオープンシステムの実施。
調印式および記者会見後は、報道各社からの活発な質問もありました。その後、当院の地域周産期母子医療センターの見学会が行われ、有意義な記者会見となりました。
今後も妊婦さんをはじめとした地域住民の方々に安心かつ安全でストレスのない周産期医療を提供していきたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。